古杜悟の頭の中


by koto_satoru

アーサー・ビナードさん

JCBのゴールド会員に毎月送られてくる「The Gold」という、ちょっとリッチな雑誌がある。その巻頭を飾る「OPENING ESSAY」を毎月楽しみにしている。
19文字*48行 、すなわち原稿用紙2枚とちょっとの、ごく短いエッセイなのだが、毎号、さりげない日本語遣いの中に練りこまれたストーリー性が、強く心を打つのだ。
エッセイの作者は、アーサー・ビナードさん。
ページの下に、彼のプロフィールが一行だけで、これもごく端的に紹介されている。
Arthur Binard: 1967年、米国ミシガン州生まれ。90年来日。詩集「釣り上げては」で中原中也賞受賞。初のエッセイ集「空からやってきた魚」。
ということは、今、37歳。僕とほとんど変わらない。
90年来日。米語が母国語か。
中原中也賞?日本語で日本人向けの詩を?
ということは、このエッセイも本人が日本語で書いたのか!この言い回しも含めて!?
確かに、これは翻訳だとは思えない。翻訳者の記載はない。いや、英文をどう訳したってこの日本語の味わいは出てこない。これは日本語で考え、日本語で推敲されたものだ。すげえ!

アーサー・ビナード インタビュー : 「ことば」は、詩人のパートナー
アーサー・ビナード エッセー : アーサーの日本語徒然草

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by koto_satoru | 2004-09-24 12:31 | 言葉の再発見