古杜悟の頭の中


by koto_satoru

そして、肝心のLPレコードは

その昔、グラモフォンのカラヤン指揮LPレコードの値段は2400円だった。
今でもCD新譜はそのくらいか。
小遣いの中から少しずつ、数ヶ月貯めてやっとの思いで買ったものだ。なんとなく、ポピュラーよりもオーケストラのほうがレコードとしての価値が高いような気がして(だって、演奏に参加している頭数が違うじゃない)、そちらばかりを選んでいたような気がする。

そして、今。何と恵まれた時代にあることか!
とにかくここへ行こう。エレベータを4Fで降りると、店舗前に100円均一(消費税込みで105円になっちゃったけど)のLPレコードが、文字通り山のように。
もちろん、店内にも沢山の貴重な盤があって、そちらを物色するのも楽しいのだが、1枚100円という値段は、買い物に失敗しても後悔しない、掘り出し盤に当たれば狂喜という、ローリスク&ハイリターンの目くるめく世界が広がっている。
決して屑レコードばかりが並べられているのではない。その昔、買いたかったけれども先に述べたような理由で見送った「青春の後姿」を捉まえることができるチャンスがある。そういう盤b0028276_053520.jpgに出会ったとき、もしここで僕が救ってあげなければ廃棄されていたのかもしれないと思うと、僕の心は震える。
結局、いつも15枚前後を仕入れてしまい、肩が抜けそうになりながら帰宅することになる。
でも、休日の空いた下り電車に腰を下ろし、最寄り駅まで「アルバム」のライナーノートを読みながら浸る至福。満足感と幸せを感じるひと時を大切にしたい。

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by koto_satoru | 2004-09-28 00:04 | 音楽